便秘は、女性がなりやすいイメージがあるかもしれませんが、実はそうとも限りません。男女を問わず、年齢が高くなると便秘しやすくなります。男性の便秘は40代後半から増え始め、75歳以降では男女とも慢性的な便秘に悩まされることが多いようです。便秘を訴える方の割合出典:「平成25年 国民生活基礎調査」(厚生労働省) 食事や水分の摂取量が少なくなったから便が硬くなり、お通じの回数は2~3日に1回に減ってきて、便も出にくくなります。加齢によって排便に関わる筋肉が衰えたから便が直腸付近に到達すると、腹筋や肛門の筋肉を使って排便が行われます。排便に関わる筋肉が衰えると、スムーズな排便ができなくなります。